ニキ・ド・サンファル展
娘と東京に行ってきました。
午前中の目的地は自由ヶ丘。
憧れのチェック&ストライプで、記念写真を撮ってもらいました。
お店もお客様も、みんな魅力的な雰囲気をかもし出していました!!
あ、ここは、自由ヶ丘っぽうないですが、一応お店に向かう道すがらです。
娘にキッズサロペットを作ったので、それを着せていきましたが、東京の人って、本当にオサレだなーとつくづく思いました。刺激をセンスをもっと吸収したいところです。
午後の目的地は新国立美術館
建物素敵ー!
お目当ては、ニキ・ド・サンファル展
娘がニキに打たれています。
私の心もニキに打ち抜かれました!!
女性は夫の許可が無ければ口座を作ることもできなかった時代。父親が浮気をしたり好き勝手しても、そこにすがって生きていくしかなかった母親を見て育ったニキ。そして、父親から性的虐待を受けたニキ。
人より強く女性の生き方に疑問を持っていたことは想像に難くない。ボーボワールに感銘を受けたことも。戦争やウーマンリブに対する姿勢も。女性なら共鳴したくなるツボ満載。
そして、過激な射撃絵画を経て「ナナ」にたどり着く。ナナの女性賛歌は見ているだけでも、そのバイタリティが伝わってきました!!しかし、ニキは、ナナで美しく終わるだけではなく、さまざまな矛盾や葛藤を抱え、まだまだ、さまざまな形で表現していきます。
日本人の増田静江さんという人が、ニキにほれ込み、作品を買い、栃木県に美術館まで作っていたとのこと!!!
ニキも増田氏との交流を通じて、日本に来ています。
ブッダの影響も、ほら。
ただ、栃木にあったニキ美術館は2011年に閉館しているとのこと!移転するかもとネットにのっていましたので、とってもとっても期待しているのです。
ニキが晩年20年かけて作った、トスカーナ地方にある「タロット・ガーデン」にも、いつか行ってみたいところですが、これまた、行くのがすごーく難しいところみたいです。旅行ガイドには一切乗っていない、駅からとても遠くて、タクシーで行って、そこで、タクシーに待っててもらわないと帰る手段が無い。4月から10月までやっているというが、現地まで行って入れなかった人も結構いるとかだそうで、ますます行きたいと思うのでした。
暑いといってサロペット一枚だけになってしまったので、着替えさせて岐路に向かいました。
とっても刺激的な東京散歩。
また、時々はこんな刺激を味わいたいな。